新型コロナウイルス感染と妊娠情報

2021.1.28
日本産科婦人科学会より「COVID-19ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する方へ」の情報が告知されました。

患者さん一人一人の背景が違いますので、接種については産婦人科の主治医と十分にご相談ください。



日本産科婦人科学会より「COVID-19ワクチン接種を考慮する妊婦さんならびに妊娠を希望する方へ」の情報が告知されました。患者さん一人一人の背景が違いますので、接種については産婦人科の主治医と十分にご相談ください。

   

重要な内容は以下のようになります。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) ワクチンは、現時点で妊婦に対する安全性、特に中・長期的な副反応、胎児および出生児への安全性は確立していない。しかし、流行拡大の現状を踏まえて、妊婦をワクチン接種対象から除外することはしない。 接種する場合には、長期的な副反応は不明で、胎児および出生児への安全性は確立していないことを接種前に十分に説明を受けて、納得した上で同意することが重要。器官形成期(妊娠12週まで)は、ワクチン接種を避け、接種を強く希望される場合には母児管理のできる産婦人科施設等で接種を受けた方がよい。 感染リスクが高い医療従事者、重症化リスクがある可能性がある肥満や糖尿病など基礎疾患を合併している方は、ワクチン接種を考慮。 妊婦のパートナーは、家庭での感染を防ぐために、ワクチン接種を考慮する。妊娠を希望される女性は、可能であれば妊娠する前に接種を受けるようにする。(生ワクチンではないので、接種後長期の避妊は必要ない。)
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